住まいの快適さを支える大切な要素のひとつが「換気」です。
ですが、実は換気には 第1種・第2種・第3種 といった種類があり、
「どれが自分の家に向いているのか分からない…」と感じる方も多いもの。
とくに最近は高気密・高断熱の住宅が増えたことで、
換気方式によって 室温の保ちやすさ・におい対策・湿気対策の効き方 なども大きく変わってきます。
今回はそんな換気方式の違いを、できるだけわかりやすく整理してご紹介します。
これから家を建てる方はもちろん、いまのお住まいの換気について
「うちはどのタイプ?」と気になっている方にも役立つ内容です。
暮らしの中で当たり前に見える“空気の流れ”ですが、
実はちょっとした知識があるだけで、住まいの快適さはグッと変わります。
そもそも、換気方式とは?
住宅に外の空気を入れ、汚れた空気を外に排出する「換気」。
その方法によって、
換気の第1種・第2種・第3種 の3種類に分けられます。
換気の仕組みは、
「どちら側にファン(機械)を使うか」で決まります。
【第1種換気】給気も排気も“機械”で行う方式
📌 特徴
外からの空気を入れる(給気)
家の中の空気を出す(排気)
この両方を機械で行います。
住宅の換気方式の中で
もっとも性能が安定している換気方法 です。
✔ メリット
- 室内の空気環境が安定する
- 外気温の影響を受けにくい(熱交換タイプが多い)
- 冬の寒さ・夏の暑さを軽減でき、快適
- 高気密住宅との相性がとても良い
✘ デメリット
- 設置コストが高め
- フィルターや本体のメンテナンスが必須
- ダクト工事が必要になるケースが多い
🏠 採用される住宅
- 高性能住宅(ZEH、パッシブ住宅など)
- 断熱・気密性能の高い新築
- 換気環境をしっかり管理したい家
【第2種換気】給気は“機械”、排気は“自然”
📌 特徴
外からの「給気」を機械で行い、
室内の空気を自然に外へ出す方式。
住宅ではあまり採用されず、
医療施設やクリーンルーム向け の方式です。
✔ メリット
- 外気をしっかりフィルターで清浄して取り込める
- 部屋の中を「陽圧」に保ち、外からホコリが入らない
✘ デメリット
- 自然排気が安定しにくい
- 住宅では陽圧が強すぎると隙間から空気が漏れることも
- コストが高い
🏠 採用される住宅
- 手術室
- クリーンルーム
- ホテルの一部
一般住宅にはほぼ使われません。
【第3種換気】給気は“自然”、排気は“機械”
📌 特徴
もっとも一般的で、
多くの住宅で採用されている換気方式 です。
換気扇で室内の空気を外へ排出し、
かわりに外気が自然に室内へ入ってきます。
✔ メリット
- コストが安い
- シンプルなので故障が少なく扱いやすい
- 既存住宅でも導入しやすい
✘ デメリット
- 外気温の影響を受けやすい(冬は冷たい空気が直接入る)
- 気密性が低い住宅では換気が不安定に
- 外の音・においが入りやすい
🏠 採用される住宅
- 多くの一般住宅
- アパート・マンション
- リフォーム後の住宅
結局どれが良いの?
目的・家の性能・予算で選ばれます。
| 換気方式 | なにを重視する家? |
|---|---|
| 第1種換気 | 空気の質・温度差の少ない快適さ |
| 第2種換気 | クリーン環境が必須の場所 |
| 第3種換気 | コストと扱いやすさを重視する家 |
まとめ| 換気方式それぞれに役割がある!
✔ 第1種換気:給気・排気どちらも機械で行う高性能タイプ
✔ 第2種換気:住宅向けではなく、クリーンルーム用途
✔ 第3種換気:一般住宅で一番多いシンプル方式
換気方式は、
それぞれにメリット・デメリットがあり、
“どちらが正解”というよりは、“どちらが自分の暮らしに合っているか” が大切です。
家の性能や住んでいる地域、家族のライフスタイルに合わせて選ぶと、
毎日の空気がぐっと快適になります。
またリフォームの際の参考にもなりますよ🌿
当店では、換気扇工事を行っております。
💡 お見積り・ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
